秋の梅花藻

全体概略図
はじめに:  JRで米原から岐阜に向かって次の駅が醒井(さめがい)です。 ここは昔 の中山道醒井宿があった所です。 この醒井はきれいな湧き水が流れているこ とで知られています。  20030708s006.jpg 20030708samegai s024.jpg   自然との共生(03年7月)    清流の地蔵川  湧き水の小川(地蔵川)には梅の花に似た花を咲かせる梅花藻(ばいかも) が揺れています。去年(2003年)7月に続き 今年(2004年)9月9 日に醒井を訪ねてみました。 梅花藻の風景:  梅花藻は夏の花です と思い込んでいましたが 夏には限らないようです。 土地の人にお聞きしたところ 一年中見ることができるけれど10月一杯なら ば十分に楽しめるとのことでした。湧き水の温度は年間を通じてあまり変化が ないためかも知れません。夏はとても冷たく感じられます。夏は西瓜やお茶を つけて冷やしている風景が見られます。9月9日に訪ねたときは夏のように暑 い日でしたが 手をつけてみるととても冷たく感じられました。     20040909samegai s006.jpg   流れの中で揺れる梅花藻      20040909samegai s011.jpg        澄み切っている清流           20040909samegai s025.jpg                落ち葉を交えた梅花藻                20040909samegai s016.jpg                  早くも彼岸花が..   資料館:  醒井の案内資料はJR醒井駅にもありますが 「米原町醒井宿資料館」 に 詳細な資料が揃えられています。この資料館はアメリカ人ヴォーリズ氏の設計 によるもので 約90年前に建てられ 郵便局として使われてきたものだそう です。中に居られた管理人さんは 折り目正しい老年の紳士で 丁寧に質問に 答えてくださいました。 (ヴォーリズ氏は生涯の大半を近江八幡市で過ごし キリスト教の伝道 近江  兄弟社の設立 多数の建築 などの実績を残した人です)      20040909samegai s028.jpg        米原町醒井宿資料館        (前面の斜め模様は写真を縮小したために生じたものです)                20040909samegai s023.jpg                  米原町醒井宿資料館                  (古い建築物の展示) グルメ:  JR醒井駅横に2階建ての観光センター(というような)建物があります。 写真などのギャラリーが2階にあり レストランや物産店が1階にあります。 ここでのお勧めは 池田牧場 のイタリアンジェラートです。さわやかな味は 抜群です。シングル300円。お店は遠慮がちにとても狭い一角にあり その ためか ホームページに掲載されている店舗一覧リストには醒井が入っていま せん。  醒ヶ井の水を使った豆腐もお勧めです。 20040909samegai s036.jpg   少し足を延ばすと 醒井養鱒場 で鱒 料理を楽しむことができます。緑が一杯 の山合いにあります。秋は紅葉がきれい です。   醒井養鱒場 交通: ・JR醒井駅へは 米原駅から大垣・岐阜方面行き普通(各駅停車)に乗り  一駅(米原の次の駅)。自動改札機がないので Jスルーを使うときはご  注意ください。 ・JR醒井駅から梅花藻の地蔵川までは徒歩数分です。 ・JR醒井駅から醒井養鱒場まではバスで約20分(約5キロ)250円。 ・米原から車で行くとき 国道8号線から国道21号線に入り 番場の忠太郎  像を横目に見て15分位(約10キロ)で醒井に着きます。                     (散策:2004年9月9日)                  (脱稿:2004年9月30日)        この稿のトップへ  報告書メニューへ  トップページへ